日本門脈圧亢進症学会技術認定制度規則・細則案
2012 年6 月25 日
日本門脈圧亢進症学会
会員の皆様
日本門脈圧亢進症学会
理 事 長 田尻 孝
技術認定制度検討委員会委員長 北野 正剛
日本門脈圧亢進症学会は前身の門脈外科研究会発足の1968年以来、わが国における門脈圧亢進症の臨床ならびに研究を常にリードして参りました。門脈圧亢進症の症状は食道・胃静脈瘤、脾腫・脾機能亢進症、腹水貯留、肝性脳症などさまざまであり、その治療には血行動態把握など専門的知識が必要されます。またその治療法は内視鏡的静脈瘤結紮術などの内視鏡的治療、バルーン下逆行性経静脈的塞栓術などのInterventional radiology、直達手術やシャント手術などの手術療法など多岐にわたります。そのため門脈圧亢進症の治療に携わる医師の技術を評価するため、本学会における専門医制度や技術認定制度について数年前から議論がなされてきました。そのような学会内の機運に呼応し、2010年10月本学会に技術認定制度検討委員会が設置され、計4回の委員会を開催し、取得専門医資格、対象手技、必要症例数について議論を重ねてきました。また2011年9月の本学会総会では特別企画2『門脈圧亢進症の技術認定制度に向けて』において、会員の皆様にご意見を伺いました。そしてこの度、日本門脈圧亢進症学会技術認定制度規則・細則の案がまとまりましたので、ホームページ上で公開し、広く会員の皆様にご意見を伺うこととなりました。本制度の目的はわが国における門脈圧亢進症に対する治療の健全な普及と進歩を促し、延いては国民の福祉に貢献することと考えております。会員の皆様におかれましては、率直なご意見、ご感想を本学会事務局までお寄せいただきますようにお願い申し上げます。
日本門脈圧亢進症学会技術認定制度規則案 (PDF 199kb)
日本門脈圧亢進症学会技術認定制度施行細則案 (PDF 179kb)
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